48歳。
年齢的にもう妊娠は無理だと思っていたら、妊娠しました。それも自然妊娠でした。
しかも双子でした。
48歳と2カ月のことでした。
結果的には流産したのですが、でもこの思いがけない妊娠が、もう無理と諦めていた妊活をまた
始めたい。そう思うきっかけとなりました。
家族構成
家族構成は、私48歳、年の差夫婦です。現在、5歳の子供と2匹の猫がいます。
そうです。子供はいますが高齢妊娠での結果、高齢出産をしています。
不妊治療をしている人たちが、よく病院などで言われる「42歳ならギリギリ妊娠できるかも」の
ほんとギリギリで妊娠し、出産しました。
高齢妊活の厳しかったの道のり
今回は、なぜか自然妊娠しましたが、本当は、そんなにすんなり妊娠できる身体ではありません。
1人目の子供を授かるまでは、3度の稽留流産を繰り返し、「不育症」と診断され、不妊治療を始めました。
でも不妊治療を始めると全く着床しなくなり、半年~3ケ月のターンで薬の種類や注射の種類、量が変わっていきました。
それでもなかなか妊娠せず、しまいには、妊活を始めた当初は何ともなかったはずの甲状腺に異常が出始めました。
妊活を始めて1年と半年が過ぎたころ、甲状腺数値に異常値が出て、「甲状腺機能低下症」という診断が出て、このため更に別の病院へも通院が始まり、チラージンという薬を飲み続ける生活となっていました。
年々焦る妊活
妊娠は、1年1年と妊娠率が落ちると言われています。
というか、1年1年妊娠率が落ちると、妊活を始める一番最初の病院の診察で、数値などで思い知らされます。
「年々妊娠率が落ちる。妊活の1年は大きいんだ」と。
そして早く子供を作らなかったことを後悔させられる。
妊活をしている人が嫌という程、思い知らされることです。
高額な不妊治療費
当時の私は、もう本当に不妊治療に疲れていました。
当時は、不妊治療に保険は使えませんでした。
なのでお金はないし、休みのたびに病院へ行かないといけないし、食べたいものも好き勝手にも食べられないし。
こんなに努力しているのに、なのに結果が出ない。
不妊治療に使っている、これだけお金があれば、もっと欲しいものだって買えるし、色々なことだってできる。
いつになったら妊娠できるんだろう?と不安でいっぱいでした。
病院は当時、不妊治療で有名な市内でトップ2の病院に通っていました。
そのため不妊治療費もかなり高額でした。
でも「高齢妊活なんだから、ゆるゆるなことはやっていられない。高額でも頑張らないと!」と
ものすごく力が入っていました。
不妊治療の病院を変える
1人目妊娠のきっかけは、ほんとうに拍子抜けするようなきっかけでした。
あの頃すでに、不妊だの不育症だの稽留流産だのと
妊活に、お金も身体も心も疲れ果てていました。
そんな私を見て、夫が「病院変えてみたら?」と言いました。
それがきっかけで、病院を変えよう。そう思ったのです。
1人目妊娠のきっかけ
変えた病院は、更に高度な不妊治療をしてくれるところではなく、産婦人科も入っている、高度医療もやっているというだけの産婦人科でした。
私のお金がもう限界だというのもあり、ここなら少し安く済むだろうから、ここで少し頑張ろうという思いがありました。
最初の診察は、血液検査などのどこの不妊治療の病院でもやっているような、妊娠年齢などを調べる検査でした。そこで先生に言われたのが
「今ままで薬をたくさん飲んできて、現在の体は、薬を飲んでいる状態の体なので、素の状態の体を見たいので、1カ月薬を止めましょう。生理がきたら、病院へきてください。」でした。
そしてなんと。そのあと生理がこなくて、妊娠が確定し、無事出産できた。
という何とも拍子抜けするような妊娠でした。
その時にも言われたのが「止めたら妊娠ってよくあるんだよね。」
なので、こんなにも不妊治療を頑張ってきたのに、1人目も自然妊娠です…。
ストレスが不妊の原因にも
ストレスも不妊の原因になるらしいです。
妊娠に大きく影響する女性ホルモンは、ストレスの影響を受けやすいかららしいです。
なのに、私も含めて多くの妊活をしている人たちは、ものすごく大きなストレスを抱えながら
不妊治療を続けているというのが現実です。
今思えば、甲状腺に問題がなかったはずなのに、甲状腺機能低下症になってしまったのは、ストレスが原因だったのでは?と思っています。
そんな私の甲状腺の数値は、今は正常値です。現在の私は、のらりくらりと生活しています。
あの当時は、不妊治療に疲れて、たくさんのストレスを抱え、心も身体もボロボロでした。
少しでも勇気づけたい
妊活している人たちは、たくさんの不安やストレスを抱えています。私もそのひとりでした。
でも、不妊治療をしている一人一人、抱えている症状や不安は違うとは思いますが、私のブログを見て
「こんな年齢でも自然妊娠することがあるなら、まだまだ私だって!」とか「もう年齢的に時間がないと焦っていたけど、まだいける!大丈夫!」と思ってもらえたりしたらいいなと思っています。
私はもう年齢的にも不妊治療の控除も受けられないし、体外受精をしても可能性5%と何年か前にもいわれたし、ガッツリと不妊治療をこのあとするつもりは今のところありませんが、ゆるゆると妊活をまた復活します。
妊活疲れをしている人たちの、暇つぶし、または不安やストレス解消になれたらと思っています!
続きます。
超高齢の私が妊活!48歳妊活記録 妊娠